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   複数の変数をまとめて扱う   

  1. 第1項:配列の概念
  2. 第2項:配列の宣言
  3. 第3項:配列の取り扱い

[1]配列の概念


今までは、変数を宣言する場合、必ず1つだけを宣言してきました。
しかし、場合によっては、大量の変数が必要になることもあります。
例えば、100人のテストの点数を管理するプログラムを作る場合、
どうしても、100個の変数が必要になってきます。

もし、いちいち100個の変数を宣言していてはキリがありません。
このような場合には、配列を使って、1度に複数の変数を宣言します。
配列とは、複数の同じ型の変数をまとめて取り扱えるようにする仕組みです。


[  配列  ]
同じ型の変数を複数宣言し、番号によって管理することで、
複数のデータを一括して取り扱えるようにする仕組み。
配列として宣言された変数は、1つ1つが番号によって区別されます。
番号を適当に切り替えながら使うことで、100個でも1000個でも、
大量の変数を同じように取り扱うことが出来るようになります。

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[2]配列の宣言

配列は、次のようにして宣言します。


型名 配列名[要素数];
型名とは、今までの変数の型と同じ意味です。
ここで指定した型の変数が、要素数の数だけ作られます。

配列名とは、配列全体の名前のことです。
個々の変数を使う場合、この名前に番号を付けることで区別します。

要素数とは、作られる変数の数のことです。
ここで指定した数だけ、指定した型の変数が作られます。
ここで数として指定できるのは、整数値のみで、
宣言の時には、整数型の変数を指定することは出来ません。

以上が、配列の宣言の方法です。
次は、int型の変数を100個持つ、配列arrayを宣言する例です。


int array[100];

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[3]配列の取り扱い

i-mobile
配列の取り扱いは、配列名に番号を付けることを除けば、変数と全く同じです。
配列名に番号を付けるには、次のようにします。


配列名[番号]
ここで注意していただきたいのは、番号は0番から始まる点です。
例えば、前節で宣言した100個の要素数を持つ配列の場合、
指定できる番号は0〜99までの100個です。1〜100ではありません。

0番から始まるのはわかりにくいかもしれませんが、
数学的には、0から始まったほうが都合が良いケースがほとんどです。
初めの番号に10を足せば10になるので、10個先であることが明確にわかります。

0番から始まることにさえ気を付ければ、後は普通の変数となんら変わりません。
次のプログラムは、配列arrayの10番目の要素を使う例です。


#include <stdio.h>

int main(void)
{
	int array[100];
	
	array[9] = 100; /* 0番からなので9が10番目 */
	printf("1:%d\n",array[9]);
	array[9]++;
	printf("2:%d\n",array[9]);

	return 0;
}
このプログラムの実行結果は、次の通りになります。

1:100
2:101
結果を見ると、普通の変数を使った時と全く同じであることがわかります。

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